格安SIMサービスも競争が激しくなる中、ここ最近になり注目を集めているのが「LINEモバイル 」です。
格安スマホとして利用するための格安SIMサービスですが、mineo(マイネオ)、楽天モバイル、DMMモバイルなどたくさんある中で、LINEモバイルは「格安SIMアワード2017」において、総合満足度において最優秀賞を獲得しています。
人気と満足度を獲得するLINEモバイルの秘密は何なのか、そのメリットについて詳しくご紹介していきます。LINEモバイルのデメリット・注意点についてはこちら をどうぞ。
Contents
LINEモバイルのメリットとおすすめポイント!
LINEモバイルは、コミュニケーションツールとして当たり前になった「LINE」の会社が提供する格安SIMです。

ここでは、LINEモバイルのメリットについて解説していきます!
- 料金プランは月額500円〜
- カウントフリーでSNSが使い放題!
- 通信速度が爆速!超速い!
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越せる
- 音声通話も10分間かけ放題
- LINE年齢認証・ID検索に対応
- LINEポイントが毎月貯まっておトク!
- テザリング・フィルタリングが無料
- クレジットカードなしでも契約できる
では、一つずつ解説していきましょう。
カウントフリーで「LINE」などSNSが使い放題!
LINEモバイルの最大のメリットと言える「カウントフリー」機能では、「LINE」をはじめとするSNS(Twitter、Facebook、Instagram)のデータ通信量がカウントされず、容量に関係なく使い放題になります。
そのため、LINEや他SNS(Twitter、Facebook、Instagram)でデータ通信容量を使いすぎて速度制限に引っかかるということがなく、高速通信のまま無制限で行うことができます。
もちろんLINEによる「ラインでんわ」も適用されますので、普段からLINEやSNSしか使わないという人は、かなりお得になる格安SIMです。
LINEモバイルの契約プランには3つのプランがありますが、LINEは全てのプランで、他のSNS(Twitter、Facebook、Instagram)は「LINEフリープラン」以外の全てのプランで適用されます。
このメリット(強み)は、LINEならではのサービスなので他の格安SIMではありません。スマホもSNSばかりするという人には、おすすめの格安SIMです。
料金プランは月額500円〜使える!
LINEモバイルの契約プランには以下の3つがあり、データ容量を選ぶといった料金プラン設定になっています。
- LINEフリープラン
- コミュニケーションフリープラン
- MUSIC+プラン
中でも「LINEフリープラン」は、月額500円という格安料金で利用することができます。
格安SIM業界では、DMMモバイルの1GB/月額480円に次ぐ料金プランですが、「090」などの音声通話を付けた場合は業界最安値になります。
このLINEフリープランには他の格安SIMと同様に、データ専用プラン、SNS機能付きデータ専用プラン、音声通話付きプランの3種類が用意されています。
SNS機能付き(+120円)にすることでLINEのデータ通信量が無料になるため、たとえ1GBと少ない容量でも安心して使えます。
もしも高速データ通信だけだあれば、1GB/月500円です。
その他料金プランも「データ専用」「SNS機能付き」「音声通話付き」の3タイプがあり、自分の好きなデータ通信容量を選ぶことができます。
プラン名 | 容量 | データ専用 | SNS機能付き | 音声通話付き |
LINEフリープラン | 1GB | 500円 | 620円 | 1200円 |
コミュニケーションフリープラン | 3GB | ー | 1110円 | 1690円 |
5GB | ー | 1640円 | 2220円 | |
7GB | ー | 2300円 | 2880円 | |
10GB | ー | 2640円 | 3220円 | |
MUSIC+プラン | 3GB | ー | 1810円 | 2390円 |
5GB | ー | 2140円 | 2720円 | |
7GB | ー | 2700円 | 3280円 | |
10GB | ー | 2940円 | 3520円 |
通信速度は爆速!超早い!
LINEモバイルの通信速度は、非常に速いことが利用者の間でも評判です。
格安SIMの難点といえば、通信速度が大手キャリアに劣るという傾向にありましたが、LINEモバイルは非常に速く安定した通信速度を持っています。
測定時間 | 昼(12:00頃) | 夕方(18:00頃) | ||
通信方式 | 下り | 上り | 下り | 上り |
LINEモバイル | 30.36Mbps | 22.38Mbps | 31.87Mbps | 18.67Mbps |
楽天モバイル | 28.97Mbps | 22.00Mbps | 16.66Mbps | 14.36Mbps |
mineo/Dプラン | 17.20Mbps | 20.71Mbps | 1.34Mbps | 15.52Mbps |
mineo/Aプラン | 1.67Mbps | 18.76Mbps | 0.57Mbps | 16.86Mbps |
U-mobile | 10.96Mbps | 18.88Mbps | 0.81Mbps | 6.72Mbps |
DTI SIM | 9.64Mbps | 6.95Mbps | 1.10Mbps | 21.68Mbps |
DMMモバイル | 2.56Mbps | 20.64Mbps | 0.76Mbps | 16.86Mbps |
OCNモバイル | 2.06Mbps | 22.10Mbps | 0.49Mbps | 20.12Mbps |
IIJmio/みおふぉん | 2.70Mbps | 17.78Mbps | 0.44Mbps | 15.06Mbps |
NifMo | 2.81Mbps | 20.67Mbps | 0.28Mbps | 15.97Mbps |
BIGLOBE | 2.93Mbps | 15.35Mbps | 0.42Mbps | 16.79Mbps |
UQmobile | 43.32Mbps | 9.13Mbps | 35.26Mbps | 17.11Mbps |
※この表は、ある調査データをもとに作成しています。
MVNOの中でも速度の安定感はピカイチ
サービス開始時点では人が少ないからと思っていたけど約一年でもそこそこ維持しているし普通にすごい#LINEモバイル— ひがし (@pghigashi) 2017年7月30日
ここ最近、ユーザーが増えたせいか速度が落ちて来たと思いきや、今朝の速度はいつぞやのような爆速に。
まぁ時間帯もあるんだろうけど、10日ぐらいまでに回線増強する言ってたから、その効果かも?#LINEモバイル pic.twitter.com/uJVTZtMWiZ— えご。 (@ego_swallow) 2017年2月10日
ビジネス街でのお昼時などは回線が混雑して通信速度が落ちることもありますが、それ以外の時間帯は「爆速」と言えるような通信速度を出しています。格安SIM業界の中でも通信速度はピカイチで、安定して速度を出し続けているのがLINEモバイルです。
◆通信速度はココに注目!
通常LINEやメールなどは、データ量が少ないので200kbpsの低速でも問題なく使うことができます。しかし、YouTubeなどの動画は容量が大きいため、3〜4Mbpsの通信速度を有します。
つまり、動画やゲームであっても3MBbps以上出ていれば問題なく見ることができます。LINEモバイルでは平均でも10Mbps以上出るため、非常に快適に通信を行えるということですね!
2017年のここ最近では利用者が増え速度低下の傾向があるようですが、それは他の格安SIMも同様、LINEモバイルはもとのスペックが速いだけに、遅すぎて使えなくなるというようなことはないでしょう。
音声通話も10分間かけ放題
LINEモバイルではもともと、NTTdocomoの回線を使用しているので「090」「080」発信の通話が可能でエリアも同じです。(音声通話付きプラン)
通常、電話回線を利用した通話料金は「20円/30秒」かかりますが、これはdocomo/au/SoftBankの3社とも共通料金です。
LINEモバイルでは、2016年までは音声通話のかけ放題というものがありませんでした。しかし2017年から、LINEモバイルでも音声通話によるかけ放題オプションが登場しました!
LINEモバイルのかけ放題オプションでは、一度の通話時間が10分以内であれば何度かけても無料になります。
アプリからの発信、もしくは電話番号の先頭に「0035-45」をつけなければなりませんが、20円/30秒もかかる普通の音声通話が10分までなら無料です!
また、通話時間が10分を過ぎてしまっても、10円/30秒と通常の半額で電話し続けることができます。一度の通話時間が短い人や、毎日電話するという人にはおすすめのオプションなので、付けておいた方がよいでしょう。
LINE年齢認証・ID検索に対応
LINEモバイルでは、LINEの「年齢認証・ID検索」が可能なのも大きなメリットです。
LINEの年齢認証・ID検索には、大手キャリアのオンラインアカウント認証が必要で、他の格安SIMでは年齢認証に対応していません。そのため、格安スマホにしてからはLINEのID検索ができませんでした。
しかし、LINEモバイルは格安SIM業界で唯一年齢認証に対応しており、SNS機能を持たないデータ専用SIMでもアカウントを作ることができます。
これは、LINEの子会社だからこそのメリットですね。
LINEポイントが毎月貯まっておトク!
LINEモバイルでは、毎月の利用料金に応じて「LINEポイント」が還元されます。
感が現されるポイントは基本料金の1%ですが、「1ポイント=1円」の価値があり、LINE内でのサービス(スタンプなど)の購入や、ギフト券、商品などとも交換することができます。
例えば、5GBプランだと月々2,200円の基本料金がかかるので、毎月22ポイントが貯まることになります。約5ヶ月ほどで120円分貯まるので、スタンプを一個無料で手に入れることができます。
また、「LINE Pay」としても利用することができ、現金化することもできます。
LINEポイントはJCB加盟店なども続々と増え、いま注目のポイントサービスなのです。格安でスマホを使いながら、現金やサービスに換金できるポイントが貯められるLINEモバイルの大きなメリットです。
テザリング・フィルタリングが無料
LINEモバイルでは、テザリングが無料で利用できます。
docomoなどの大手キャリアでは、「テザリングオプション」として月額500円ほどかかります。しかし、LINEモバイルでは特に加入する必要もなく、テザリングを無料で使うことができます。
テザリングがあれば、LINEモバイルの高速データ通信を他のスマホやパソコンでも利用することができます。
また、LINEモバイルでは有害なサイトやネットウィルスからスマホを守る「フィルタリング」がなんと無料で利用できます。
この「iフィルター」を利用すると、悪質なサイトやウィルスから守るだけでなく、設定したパソコンからインターネットの利用状況の確認や長時間利用の制限をすることができます。
LINEモバイルは、その安さと多くのメリットがあることから子どもに持たせる人も多いですが、有害なサイトの閲覧やスマホの使いすぎが心配になりますよね。
しかし、この「iフィルター」を利用すれば、子どもにも安心して持たせることができます。
クレジットカードなしでも契約できる
通常、格安SIMではクレジットカードがないと契約することはできませんが、LINEモバイルではクレジットカードがなしで契約することができます。
LINEモバイルは「LINEPay」と連携しているため、LINEPayカードで支払いをすることができるためです。クレジットカードが持てない人や学生でも、LINEモバイルでなら格安SIMを使うことができます。
「LINEPay」とは、LINEアプリに組み込まれたモバイル送金・決済サービス。銀行口座はもちろん、近くのコンビニやATMでいつでもチャージができるので、支払いも簡単に済ませることができるメリットがあります。
LINEモバイル9つのメリットのまとめ!
他にもたくさんの格安SIMがありますが、LINEやSNSが主流になった現代でこれほど使いやすい格安SIMはないでしょう。日常でよく使うSNSデータ通信量に困らない、速くて安定感のある通信速度、リーズナブルな料金など、利用するメリットは大きいです。
ですが、これほど使いやすいLINEモバイルですが、もちろんデメリットもあります。LINEモバイルのデメリットについては、「LINEモバイルの5つのデメリットまとめ!」で解説しています。
メリットとデメリットの裏表をしっかり理解して、LINEモバイルの契約に進んでくださいね。乗り換え方法は、『LINEモバイルでiPhoneを使いたい!乗り換え方法や使える機種など!』を参考にしてください。