毎月1万円近く月額料金を支払っていたSoftBank(ソフトバンク)ユーザーの私は、契約更新月が来たので、ついに格安SIMに乗り換えることにしました。
選んだ格安SIMはmineo(マイネオ)!愛用機種の「iPhone 6s」を、実際にSoftBankからマイネオに乗り換えた手順と方法をご紹介します。
前半はmineo(マイネオ)を選んだ理由なので、すでにmineoに乗り換えることを決めている人は、後半のMNP乗り換え手順まですっ飛ばしてくださいね!
Contents
SoftBankユーザーは格安SIM選びに迷う?
SoftBank(ソフトバンク)を契約している人で、どの格安SIMにするか迷っている人はけっこう多いのではないでしょうか。
格安SIMは大手キャリアの回線を借りているわけですが、借りているキャリアのスマホならSIMロックを解除することなく、そのまま格安SIMに移行できるメリットがあります。
しかし、SoftBank系の格安SIMは、現在「U-mobile」「b-mobile」のみ。⇒2019年現在は「mineo」「LINEモバイル」「nuro mobile」もあります。
ただ、その他は「SIMロック解除」を行わなければなりません。はっきり言ってU-mobileは通信面で不安なので選ぶ人は少ないでしょう。
つまりほとんどの格安SIMで「SIMロック解除」が必須になるため、選択肢が広がり余計に迷ってしまうという人が多いのです。
http://kakuyasu-blog.com/knowledge/sim-lock
SoftBankユーザーの私がmineoを選んだ理由!
そんなどこの格安SIMを選んでも「SIMロック解除」が必要になるSoftBankユーザーの私は、乗り換える格安SIMに「mineo/マイネオ」を選びました。
理由は以下の3つです。
- 通信速度が他社より安定している
- サービスやコストパフォーマンスが高い
- 全体的に評価や評判が良い
まず、mineo(マイネオ)は格安SIMの課題でもある通信速度が安定しています。通常どこの格安SIM(MVNO)も、通信速度が遅くなる時間帯や不安定になるときが多いです。
mineo(マイネオ)もお昼時は遅くなるという調査や口コミもありますが、遅くなる時間帯も少なく、一定して安定していると調査や評判で分かっているからです。
下のグラフは、リサーチ会社「MMD研究所」が調査した、主要都市(東京・大阪・名古屋)の格安SIMダウンロード速度を計測したものです。
箱図の「縦の長さ」は最大値・最小値を表し、箱の中の「横線」は中央値を表します。箱の長さが長いので振れ幅はありますが、mineo(au)は「最大値」も「中央値」もダントツで高いです。
※UQmobile/Y!mobileは自社回線を持っているサブキャリアで、MVNOではありません。
また、mineo(マイネオ)は料金プランこそ平均的ですが、「データ繰越」や「フリータンク」などの使い勝手が良く、あまりデメリットやマイナス面がないことも選んだ理由になります。利用者の満足度がNo.1というのも魅力的でした。
SoftBankからマイネオに「iPhone6s」でMNP乗り換えする手順
さていよいよ本題ですが、実際にSoftBankからmineo(マイネオ)に電話番号そのままで乗り換える(MNP)手順をご説明していきます。
私が使っている端末は「iPhone 6s」なので、端末はそのままでSoftBankからmineo(マイネオ)に乗り換える手順を解説していきます。
乗り換え手順は、以下のように進めていきます。
- 「iPhone 6s」のSIMロックを解除
- MNP予約番号を取得
- mineo(マイネオ)に申し込む
- SIMカードを端末にセット
- 初期設定(MNP転入切替&APN設定)
※他の格安SIMも同じやり方なので、他社SIMでも応用できます。
手持ちのSoftBank版「iPhone 6s」をSIMフリー化!
まずはSoftBankで購入した手持ちの「iPhone 6s」を、他の回線でも対応できるように「SIMロック解除」を行います。
SoftBankなどの大手キャリアで契約したスマホは、契約しているキャリアでしか使うことができないように「ロック」がかけられています。なのでロックを解除しないと、mineo(マイネオ)や他社の格安SIMを使うことができません。
SoftBankのかけられたロックを外すことを「SIMロック解除」と言います。
<SoftBankのSIMロック解除方法>
SoftBankのSIMロックを解除するには、店舗に行くか、「My SoftBank」から自分で手続きをします。店舗は手続きをすべて行ってくれますが、店舗で行う場合は手数料が3,000円かかります。
対して、自分で行う「オンライン手続き」であれば手数料がかかりません。なので今回は、オンラインにて自分でSIMロック解除を行います。
- My SoftBankへアクセスし、ログイン。
- IMEI(製造番号)を入力
- 「解除手続きをする」をクリック
はい、これで「SIMロック解除」は完了です。めちゃめちゃ簡単です!
IMEI(製造番号)は、iPhoneの「設定」⇒「一般」⇒「情報」で見ることができます。
正直、これだけの手続きのために店舗に行って3,000円支払うのはもったいないので、オンラインで自分で手続きすることをおすすめします。
SoftBankからMNP予約番号をゲットする!
「iPhone 6s」のSIMロック解除が済んだら、次はMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号とは、現在使っている電話番号をそのまま使うために必要な予約ナンバーです。この予約番号を格安SIMに申し込むときに伝えることで、乗り換えた格安SIMでも現在の電話番号を使うことができます。
▼MNP予約番号の取得方法は、以下のSoftBank受付窓口に電話するだけです。
- SoftBank受付窓口:0800-100-5533(フリーダイヤル)
- MNP問い合わせ窓口:5533(ソフトバンク携帯)
音声案内がはじめにありますが、案内に従って進めていけば担当者につながります。
- 担当者が出たら「MNP予約番号を取得したい」と伝える
- 乗り換え先の携帯会社を聞かれるので、マイネオと答える
- 系列の「Y!mobile」のキャンペーンを案内されるので断る
- SMS(ショートメッセージ)でMNP予約番号が送られる
やりとりとしては上記のような感じです。担当者にもよりますが、特に強い引き止めもなくMNP予約番号を送信してくれます。
※MNP予約番号には15日間の有効期限があり、mineo(マイネオ)への申し込みは有効期限が13日間残っていなければ申し込むことができません。
なので、MNP予約番号を取得してから2日以内には申し込みをしましょう!
mineo(マイネオ)への申し込み
「iPhone 6s」のSIMロック解除、MNP予約番号の取得が済んだら、いよいよmineo(マイネオ)に申し込みをします。
申し込みはマイネオの店舗でもできますが、公式サイトから申し込むのが一般的です。店舗が近くにないですし、まずめんどくさいですよね。
mineo公式サイトに移動したら、「お申し込み」ボタンから申し込みに進みます。あとは公式サイトの案内に従って進めていくだけですが、以下の物を準備しておいてください。
- MNP予約番号
- 身分証明書(運転免許証や写真付き保険証など)
- クレジットカード
- エントリーコード(あれば手数料が無料)
案内に従って申し込みを進めていくだけですが、これらの情報を入力しますので、最初に準備しておくとスムーズに進めることができます。
注意点として、身分証明書は写真をアップロードするので、パソコンから申し込むときは身分証明の写真をパソコンに保存しておきましょう!スマホから申し込む場合は、そのまま写真を撮ればいいので大丈夫です。
SoftBankユーザーはAプラン/Dプランどっちにする?
SoftBankからmineo(マイネオ)に乗り換える場合、回線をどちらにするか迷います。SIMロックを解除しているので正直どっちでもいいのですが、速度であれば「Aプラン」、テザリングが使いたいなら「Dプラン」です。
バランスよく速度が出ているのはdocomo回線のDプランですが、最高速度ではau回線のAプランが速いです。瞬間的な速さがほしい人はAプランがいいです。
一方、AプランはiPhoneでテザリングができません。公式サイトの「動作確認端末」でも確認できますが、テザリングができるのはDプランだけなので注意してくださいね!
※現在は「SoftBankプラン」が登場しSIMロック解除もいらないので、SoftBankユーザーも回線そのままで乗り換えられますよ!当時はなかったですからね。
マイネオのSIMカードが届いたら「iPhone6s」にセット!
今回私が申し込んだのは、Aプラン(auVoLTE)です。
mineo(マイネオ)のSIMカードが届いたら、さっそくSIMカードの入れ替えをしていきましょう!
- SIMピンを用意する(なければクリップで代用可)
- 端末の電源を切る
- iPhone6sの側面(SIMトレイ)の穴にピンを挿す
- SIMトレイが引き出されるのでSIMカードを交換
- SIMトレイを戻して電源を入れる
SIMを取り出すツール(SIMピン)は、iPhone購入時の箱の中に付属で入っています。もしなければクリップでも代用できるので安心してください。
SIMピンは少し強めに挿し込むと、SIMトレイが引き出されます。SIMカードが引き出されたら、mineo(マイネオ)のSIMカードと交換して終了です。
あとは電源を入れて、初期設定を行うだけです!ゴールはもうすぐ!
初期設定(MNP転入切替&APN設定)
mineo(マイネオ)のSIMカードを端末にセットしたら、最後に以下の初期設定を行います。SIMカードをセットしただけでは、スマホを使うことができないのでご注意ください!
- MNP転入切替(回線切替)
- APN設定(ネットワーク設定)
①と②は順不同なのでどちらを先に行ってもOKです。今回は付属の「ご利用ガイド」に従って、MNP転入切替から行っていきます。
SoftBankからマイネオにMNP転入切替(回線切替)
このMNP転入切替を行うことにより、通信回線がSoftBank→mineoに切り替わります。
この切替が完了すると、SoftBankは自動解約になるので解約手続きなどは必要ありません。
- SIMカードをセットした端末の電源を切る
- mineoマイページにアクセス
- 登録情報の変更/サポート→MNP転入切替
- SIMカード台紙記載のICCIDを入力
- 30分〜1時間で回線が切り替わる!
全体の流れとしては上記になります。スマホ端末の電源は切って行うので、必ず違うデバイス(パソコンなど)から行うようにしてくださいね。パソコンがなければ誰かのスマホからアクセスします。
まずはマイページにアクセスします⇒mineoマイページ
ログインIDは、申し込みのときに設定した「eoID」「eoIDパスワード」です。すぐにログインできるように申し込みした時のメールなどを確認しておきましょう。
マイページにログインするとこんな感じです。
これは私のマイページですが、ここでデータ通信残量や契約内容を確認できます。
次にマイページ画面を下にスクロールしていき、「登録情報の変更/サポート」から「▶︎MNP転入切替/回線切替手続き」をクリックします。
クリックしたページに飛んだら、「ICCID/製造番号」の下4桁を入力して、「回線切替」をクリックしたら完了です。
回線切替を申し込んでから、実際に回線が切り替わるまで少し時間がかかります。公式では30分程度で切り替わります。念のため30〜60分程度は置いた方がよいでしょう。
この間はスマホを放置しておきます。私は念のために1時間ほど置いてから、電源を入れました。電源を入れて、スマホ画面左上の通信キャリアが変わっているか、テストコール「111」をダイヤルしてガイダンスが流れたらMNP転入切替は完了です!
ネットワーク設定(APN設定)
最後に、ネットワーク設定(APN)を行います。このネットワーク設定を行わないと、データ通信をすることができないので必ず行いましょう!
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方法は簡単で、付属の「ご利用ガイド」に記載されているURLか下記のリンクから、mineoの「構成プロファイル」というものをインストールするだけ。
作業としては1〜2分程度で終わります!
構成プロファイルをインストールしたら、ネットワーク設定(APN)は完了です。ネットワーク設定(APN)はネットと繋がっていないとできないので、必ずWi-Fi環境下で行ってくださいね。
初期設定は以上です!簡単でしょ?
「ネットワークに接続されていません」?
構成プロファイルをインストールしたのに、データ通信ができないなんてことがたまにあります。実は私もなったのですが、原因は「モバイルデータ通信」がオフになっていたことでした。
iPhoneの「設定」→「モバイルデータ通信」を確認してください。もしかしたらここがオフになっている場合があるので、オンにしてください。
SoftBankからマイネオに乗り換えたら月額料金が1/5に!
以上が、SoftBankからmineo(マイネオ)に乗り換えるまでの手順になります。
意外と簡単ではないですか?mineo(マイネオ)のSIMカードは申し込みから届くまで3日ほどかかるので、回線を切り替えるまではSoftBankとの別れを惜しみながら使ってました。
mineo(マイネオ)に乗り換えたときは少し寂しいような気持ちでしたが、今となっては通信面も普通に使えて快適です。さらに、はじめて来た月額料金の請求は約1,600円!今まで1万円近く支払っていた携帯代が1/5以下になりました。万歳!
通信速度も問題なく快適に利用できているmineo(マイネオ)はおすすめです。
現在はmineo(マイネオ)の大盤振る舞い900円6カ月割引キャンペーンでさらに安く利用することができるので、ぜひ乗り換えてみてくださいね!